デカアオリ、いよいよ終盤戦

Team AJK

2006年06月23日 21:27

W杯で柳沢があのゴールを決めれなかったのは、タモ入れのところでイカを逃がした時の気持ちと似てるんじゃないか…と思ったら急に仇を取りたくなった。また先週末、東伊豆から熱海までアオリに行ったのに撃沈。撮れたのは虹の写真のみ…。



P隊長はおニューのロッドを駆使してアカイカとアオリをゲットしていたけど、こちとらはボウズ。



もう一週間以上、新鮮な魚やイカを食べてない。そんなわけで、禁断の平日出撃となった。

それにしてもエメラルダスのインラインロッドはいいですね。軽いし絡まないし。ちょっと振らせてもらったけど、それは枯れ枝のようにピュンピュン鳴ってもはや竿とは思えない出来。先週末はきっと道具の差が出たに違いない…と自分を慰めて一路いつものポイントへ。
しかし、着いてみると状況は最高なのにイカの反応全く無し。フルカラー試してみてもダメ。これはやられたか…。ひたすらシャクりまくる。
最初の変化が訪れたのは8時。近めでシャクった時にすごい重みが来た。巻けなかったので藻かと思ったけど、徐々には近寄ってくる。良し! 慌てずに急いで巻いてくると巨大物体がユラリ。でも、その赤いボディはタコ…_| ̄|○ どうりでグイーングイーンがないはず。

それでも新たに買ったギャフの練習台と、ギャフを延ばす。しかしこれがなかなかかからない。想像では一瞬でグッサリいくはずであったが、4、5回トライしてようやく足の付け根に刺さる。これはなかなか難しいですよ…。引き上げてみると立派なタコ。
しかしながらタモと違って拘束ができない。安定の悪いテトラの上で、ギャフでタコと綱引きしつつ、早く〆ねばとナイフをうろうろ出してたら、ギャフを離れて動き出すタコ。そのままドポーンと・・・。なんと二週連続の取り込みバラシ_| ̄|○ まあタコだから良かったものの、あれがイカだったらと思うとゾッとする。安定のいいところに置いてすぐ〆ないとダメですね。ギャフもいきなり曲がってしまって修理に一苦労。

その後エギるも依然釣れず。いよいよ絶望的になった9時、近くまでエギが来たので回収巻きしてると後ろからエギを追うイカの影! っていうかめっちゃ泳ぎが速いんですけど(笑) あんなに速く泳げるものなのか。慌ててスローダウンしてちょいシャクってみものの、イカは引き返していった。
無念。ギブアップ・・・。

これはダメかもということで、メジャースポットへ移動。平日なのでそんなに混んでいない。釣れそうな場所へ入ってエギング開始。しかしやはり釣れないし、まわりもダメっぽい模様。そんな時、隣のオッチャンがサビキでいい型のアジを上げていた。

方針転換!

すぐさま車へとって返し、AR-Cにサビキをセット(笑) 沖アミを買ってサビキング! すると来るわ来るわイワシの大群、鬼のように釣れる。坊主の辛さを癒すのはやはり爆釣。鈴なりになったイワシを取り込んでいるとウロコまみれになった。いやー楽しい。
ちなみにサビキの網のつけ方は関東と関西で違ったりする。関東ではサビキの上に網をつけるけど、関西ではサビキの下につける。でもこれはどっちでも良くて、要は網を揺すった時にできるアミ煙幕の中にサビキを紛れ込ませる事がキモになる。下手な人はサビキの上とか下で偏ってしか釣れないけど、うまく煙幕で隠せると、全ての針で魚をかけることが可能となる。

それにしてもイワシの回遊は見えるから楽しい。群れが来たところで仕掛けを揺するとイワシが狂乱してサヒギに突撃してくる。もはや入れパクじゃなくて入れ爆。
この時点でエサ取りの筆頭はネンブツダイ。猛烈に寄ってくる。仕掛けを移動しても追って来るので困る。馬の耳に念仏というか、貴重なアミに念仏ダイである。その他のエサ取りはメジナの群とベラとフグが少々。メジナが寄って来るとイワシは近寄ってこないのでこれも困る。そしてサビキにはなぜか絶対に引っかからないメジナ。あれを釣れると面白そうなんだけど…。
そして昼過ぎについにイワシの時合突入。堤防沿いのサビキがいっせいにしなる。私の竿の下でも魚が暴れまわり、少し我慢して上げてみるとついに7つの針全てにイワシ、念仏ダイ、アジがかかるパーフェクト達成! 万国旗のようなサビキに感動。しかし写真を撮ろうとしたら無念の電池切れ…。この日は格安温泉やなじみの釣具屋さんも休みだったりして道具的にはツキがなかったような。

それでも釣り続け、最後の方にはついに念願のサバゲット! といっても15センチくらいですけど(笑)
 サバチャンスはその一回のみ。豆アジが少々。イワシがたくさん釣れた。
オキアミが尽きたのでお昼寝タイムに。徹夜だったのですぐに落ちて、目覚めたらもう夕方。慌てて駆けつけるともう場所はほとんどなし。どうにか隙間に入れてもらう。
しかしこの日は全体的に釣れてないみたいで(どうやら潮色が良くないらしい)、エギンガーもヤエンガーも泳がせンガーも沈黙。そんな中、菊元氏の「暗い時は赤テープ」との言葉を忠実に守っていた私のロッドにグン!という重みが来た。万感の思いを込めてリールを巻く。
ここの場合、根がかりはないのでパチスロでいうならボーナス確定。ただし、ビック(イカ)かレギュラー(タコ)かという選択はあるけど(笑) 
イカであることを信じて巻き上げると、ついに出てくる水面からの水鉄砲、その形はアオリ。しかしどう考えてもギャフはいらないサイズ。ギャフは今回も不完全燃焼・・・。
抜き上げると300gのコロッケアオリ。



それでも仇は討ったと一安心。食材のイワシもたっぷりあるし、満足して家路に着いた。釣れてよかった・・・。尚、おとなりさんは泳がせのイワシで巨大なアナゴを釣ってました。このポイントにはいろんな魚がいるようです。
(本日のお料理)
とりあえず、家に帰って袋出してみるとこんな感じ。



釣りすぎたか・・・汗 釣ったのはいいけど捌くのが大変。指でさばけるとはいえ、疲れた体には重労働。こんな時だけ素敵な奥さんのいるR隊員がうらやましい(笑)
魚の山の中から、サバとアジをより分けてみる。



左上がサバ。小さめですけど、豆アジ料理はおいしいので有名。南蛮漬けしてみようか・・・。
でも、とりあえずはイワシから。刺身にしてみる。



これが意外になかなかうまかったです。身は少ないけどコリコリして優しい味。骨を取るのが面倒ですけどね。でもまだまだ余ってるイワシ。死ぬ気で内臓と頭をとりました。



皿に山盛りに。しんどかった…。90分フルに戦った俊介なみに疲れました(笑) 
とりあえず一部をいつものコースに。



唐揚げと、



天ぷら。アジはやっぱりうまいですね。残りは後日フライに挑戦してみます。イワシは多すぎるので干し物とかそういうのにできるといいんですが。早くしないと腐ってしまう! …とかいいながら今からまた釣りに行くんですけどね(笑) 
デカアオリ、なんとか最後にもう一匹上げて、有終の美を飾りたいですね。川口のようにがっちりとキャッチしたいところ。

釣行時間:6/22、5:00~20:00
潮色  :濁り
潮時  :中潮
水温  :22℃
天気  :くもり
気温  :20℃
風速  :1メートル
風向  :北~東
釣果  :78HIT64GET(イワシ)
      8HIT7GET(アジ)
      1HIT1GET(サバ)
      7HIT7GET(ネンブツダイ、リリース)
      1HIT0GET(タコ)
      1HIT1GET(アオリ)

by たかぼん


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